のどけからましことのはじめ大体なんで、私がベルファストを選んだかっていうと、別にアイルランドに行ってみたかったとか、憧れていたとか、(大抵そういった人たちは南の共和 国に行く。)じゃなくて、ただの成りゆき。強いて理由をあげれば、単純に日本人のいない処に行 きたかったからっていうのが理由の一つ。 (当時は、今でもというか、北アイルランドというとテロというイメージしかなく、 まあ、日本人はそんなには、いないだろうなあ、という短絡的理由から。 たしか に、日本人には一人しか合わなかった。まあでもそれを言えば、その後ドイツに3 年も居て、一人の日本人にも合わなかった事を考えれば、ベルファストには、ドイ ツよりたくさん日本人がいた?と言う事になるのだろうか。そんな訳ないんだけど、 ドイツの話はここでは置いておく。) もう一つは、最初はごく普通にどっかを数カ月ブラブラしてみたいなあ等と考えていたのだけれど、 根が怠け者の私。パック旅行は嫌いな癖に自分で調べるのも面倒と来ている。おまけにお金も無い。 そんな時、イギリスに留学すると言っていた勤先の会社同僚の女の子に、何気なく見せられた学校 のリスト。 "あ、そうか、そういう手もあった。向こうにしばらく滞在してから旅行すれば、こっち で色々調べなくてもすむじゃん。でもきっとイギリスなんて日本人だらけなんだろうなあ。それは 嫌だなあ。"しかも、そのリストには親切にも、私の想像を裏付けるかごとく、大体の生徒の国籍の、 比率が書いてある。ひどい処は、japanese 80%とか。やっぱり、学校に行くていうのは無理かと 諦めかけた時に眼についたのが QUEENS UNIVESITY OF BELFASTの文字。 ベルファスト?あの北アイルランドの?テロで有名な?そりゃ好い。日本人はそうそういないだろ う。おまけに学費も他の学校にくらべると無茶安。これ申込んじゃえ。 少し嫌な予感はした、「全額学費と寮費を領収しました。」という領収書と一緒に、「手付けの百 ポンドを受け取ったから、残りの金額を速やかに払うように」、と書かれた手紙を同時に受け取っ た時は。 でもその時は、たいして気にもせず、面倒だが、これも英語の勉強だと思い、問い合わせ のFAXを書いた。しかも、そのFAXを書く手伝いをしてくれた(殆ど全部書いた)ロンドン出身の 英国人の友人に「ベルファスト行ったことある?」ときいて「あるわけない!何があっても絶対に 行きたくないところだ!」といわれ、なぜか私は余計に浮き浮きしてしまったのだけれど。はあ困 ったもんですね私も。 |