のどけからまし免許証も消えた?懲りないアイリッシュの懲りない人はどかっていうと、、、。 前回、車の話だったので、その続きというわけではないが、車事情についてもう少し。 ちなみに私も奴も免許は持って無い。 ドイツも日本と一緒で車社会。しかし道路事情なんかは日本とは比較にならない程整っている。幅も広いし 、大抵、一列迄なら路駐もOK。有料無料のパーキングもあちこちにある。それでも、週末の、特に夜、人の 集まるところ、シティーセンターなんかで、駐車スペースを見つけるのは至難の技。 そんな訳で、違法駐車する輩もいる。路駐OKのドイツで、交差点や、明らかに通行妨害以外何ものでもない ところに駐車する以外になにが違法駐車かっていうと、一つだけあるんですねこれが、そう、車椅子のマーク の駐車スペースにとめる事。日本では、皆平気で駐車しているあのスペース。ドイツではこれがやたらと厳し い。2、3時間以内にまず持ってかれます。私の友人のドイツ人の女の子は3回続けて持ってかれました。 最初の時は「どうする?」「どうやって家帰るの?」「送って行こうか?」と、同情された彼女も3度目の時 は、また?やったの?と、相手にされてなかったけど。ま、ドイツ人でも懲りない人は懲りないんですねえ。 で、懲りないアイリッシュの懲りない人?はどうかっていうと、またまた半端じゃない。奴はアイリッシュ のくせに免許を持っていない!!!←(差別じゃ無いよ不便だろうにということ。)以前、仮免をとった時点 で、車の運転は嫌いだと気付いて以来、車の運転は絶対せん!!とのたまう。市内で育って、ベルファストで はシティーセンターのまん中に住んでいるし、ベルファストはタクシーが、無茶苦茶安い(バスより安い!) し、大抵、誰か車持っているから、そのうちの誰かに送ってもらえるということなのだけど。 で、そんなよく送ってくれる中に、彼のバンドのドラマーのパットがいる。フランス語を教えている妻との間 には二人の子供もいる。本人は薬剤師の免許を持っている。薬局は儲からないという理由で、サンドイッチバ ーをやったリ止めたりしているが、読書が好きで、ギグの合間にも本を読んでいる。ここまではごくごく普通。 で、よくわけの分からないジョークをいう。理解ができないのは私だけかと思ったら、パットのいう事なんか 誰も理解できないよ。といわれた。 そんなある週末の日の午後のフラット、今夜もギグがあるという日、電話で、奴が何か話していると思ったら、 「ドラマーを捜さなきゃ」と焦ってアドレスブックを捲っている。「パットは?」ときくと、「交通事故を起こ して来れないらしい。怪我はしてないらしいんだけど。」怪我はしてない?でも来れない?怪我はしてないんだ から心配する事はないらしい。でも、来れないって? その時は、取りあえず使えるドラマーを捜さなきゃって、週末のギグにドラマーなしじゃあ無理がある。週末 の客は皆踊りが目当て、大して広くも無いフロアに寿司づめになって踊っている。勢い、乗りのよい、ビートの 効いたナンバーになる。 ドラマーもなんとか見つかり、ギグも無事終わった。でもパットは?パットのいない週末のギグって、ちょっと 寂しい。ギグの合間に彼とおしゃべりをするのいつも愉しみだったのだ。でも誰も詳しい様子は知らないらしい。 で、結局、週明けの月曜日の夜、彼に会いにパブに行く事になった。曜日ごとに出没するというか、ハシゴす るパブが決まっているのだ。奴と付き合い出した最初の2、3ヶ月は、週に7日奴につきあって毎日パブのハシゴ をしていたのだが、何しろ、週に、3、4日パブで歌って生活をしている奴は、昼間は出かけないから、ギグの ない日でも夕食後のパブが、奴の唯一の社交場なのだ。しかし、さすがに、毎日のパブ通いにうんざりした私は、 大して飲めないし、毎日なんて無理。だもんで、ギグのない日と、水曜以外は殆ど家は夜で過ごすようになって いた。しかし、その日はパットに会いたいという事で、彼に会いにパブに行く事にしたのだけれど、、、。 いつもの、月曜日の面々と、彼の噂をしながら、待つ事半時間、彼はやって来た。いつも照れたような笑顔なの だが、今日はいつもにまして照れている感じだ。普段は、カウンターの当たりで、立って飲むのだが、その日は彼 をつかまえると、テーブルのある席に移った。で、事故の様子を聞くと、何でも、酔っぱらって、事故を起こして しまったとのこと。事故そのものは大した事はなかったけれど、酔っていた上、無免許で、免許も無いという事は、 税金も保険も入っていないという事で、なんでもその他合わせて7つの罪状で起訴されたとのこと。これには吃驚 したというか、誰も想像しなかった。彼が無免許だったなんて。、、免許は持っていたらしいのだが、更新に行く のが面倒だったから行かなかったのだそうだ。違反して、捕まって、免許を没収という話はよく聞くが、 面倒だったから更新に行かなかったあ? それで、いままでギア(PAなど)運んだり、送ってくれたりしてたわけ?無免許で?そりゃあ、彼が"プッツン"← (死語)しているのは皆知っていたけど、、、。いつも、人当たりがよく、彼がいかれているのは知っていても、彼 を嫌いな人等いないけど、ソバー(素面)なのは、金決の時だけで、この世は素面でいるには辛すぎると、誰にも理 解できないジョーク?を言い続け、ギグの時でも皆が、"KNOKING ON THE HEAVENS DOOR"を演奏しはじめた時など、 "BLOWIN' IN THE WIND"をプレイしだしたりとか、、、するけど。(ヴォーカルは、たまにそういった人を食った事を やる時もあるけど、ドラマーは普通しません。)でも、いくらなんでも、、、 ペーパードライバーだって免許の更新ぐらい行くわい。 いくら面倒つうったって。 ちなみに、ドイツとベルファストの免許拾得について書いてみるとドイツでは教習に最低でも、2、3千マルクかか り、講議、実技それぞれ60時間ぐらいあり、さらに試験場で試験を受けなくてはならず。無茶苦茶厳しいとのこと。 ベルファストなら、教習6時間で、6ポンド、さらに、試験に8ポンドぽっきり。 ドイツに移った時、ベルファストではギグは大抵市内だし、バンドだったから、誰かの車に便乗できたのだけど、ド イツではそうもいかない。ほとんどソロだし、市内や、隣の市や、隣の隣の市というか、ルーアゲビートと呼ばれる エリア内なら、誰かに送ってもらえるけど、南や北ドイツ、オランダやベルギーでのギグの時は毎回そうもいかないし ギターその他のギアを持っての公共機関での移動はかなりつらいってことでビザが、とれたあかつきには、私が免許を 取ろうと思ったのだけど。(奴は車の運転は大嫌い!)その話を聞いて、あきらめたくらい。時間がとれたらベルファ ストにいった時にでも取ろうということで。 ついでにもう一つ、ヨーロッパ1幅の広い道路はベルファストにあり12レーンあるらしい。 しかしハッキリ言って そんなもんベルファストには必要無い。 では何故あるかというと、一言で言えば、英国政府の英国系住民への、コン ソレーション。 どっかの国のおらが大臣が地元に高速道路をと大して差のない発想だが、それにしても4車線もあれ ば十分である。 政治家には他に発想がないのかと思うのだが、南(アイルランド共和国)のインフラ設備の遅れを、 見ると、見せつけでやっているのではと勘ぐりたくなったりもする。 そんな事アイルリシュが対して気にするとも思 えないのだが。 |