テキスト整形のルール

通常は入力した文章がそのまま出力されます。

  • HTMLのタグは効果がありません。書かれた文章はそのまま(「<font color="red">text</font>」といった形のまま)表示されます
  • 段落と段落の区切りには空行をはさんで下さい。空行をはさまず、連続している複数の行は同じ段落と解釈されます (連結して表示されます)

これに加えて、特定のルールによるテキスト整形を行うことができます。以下では、プラグインについてはよく使われるものだけを簡略に説明しています。プラグインのオプションなど詳細な説明については PukiWiki/1.4/Manual/Plugin? を参照してください。

  • ブロック要素となるプラグインは#〜の形式になっています。*1

ブロック要素

  • ブロック要素は、インライン要素と他のブロック要素を子要素にすることができます。ただし、段落、見出し、水平線、#から始まるブロック要素は他のブロック要素を子要素にすることはできません。
  • 空行はトップレベルのブロック要素の区切りになります。空行が現われると、すべてのブロック要素は終了します。
  • ブロック要素は、他のブロック要素の子要素になることができます。
    • リスト構造と引用文は他のブロック要素を子要素にすることができます。子要素のブロック要素は親要素のレベルに従ってインデントされて表示されます。空行が現われるとブロック要素は終了します。
    • リスト構造と引用文のネストには3段階のレベルがありますが、リスト構造のレベルと引用文のレベルは独立しています。従って、リスト構造を引用文の子要素にする場合や引用文をリスト構造の子要素にする場合は、レベルを1段階増やさずに記述します。リスト構造を他のリスト構造の子要素にする場合や引用文を他の引用文の子要素にする場合は、レベルを1段階増やして記述します。
    • 他のブロック要素の子要素となっている引用文から脱出するとき、親のブロック要素を継続したい場合は行頭に<、<<、<<<を記述します。<で第1レベルの引用文から、<<で第2レベルの引用文から、<<<で第3レベルの引用文から脱出します。空行を記述すると引用文だけでなく親のブロック要素からも脱出します。
  • ブロック要素となるプラグインは#〜の形式になっています。

段落

インライン要素

他のブロック要素を明示しない限り、段落となります。

~ インライン要素

行頭で ~ を指定した場合も段落になります。行頭書式の文字(~、-、+、:、>、|、#、//)を通常の文字として段落の先頭に書きたい場合は、行頭に~を記述して書くことができます。

  • 段落の先頭は1文字分字下げされます。但し、番号なしリスト構造、番号付きリスト構造、引用文内の段落では字下げされません。定義リスト内の段落の先頭は1文字分字下げされます。
  • 段落は、新たなブロック要素が現われるまで継続します。
  • 段落は、他のブロック要素の子要素になることができます。
  • 段落は、他のブロック要素を子要素にすることはできません。

引用文

行頭で > を指定すると、引用文になります。引用文は >、>>、>>> の3レベルあります。

  • 引用文の中は、ブロック要素を明示しない限り、段落となります。
  • 引用文は、空行が現われるまで継続します。
  • 引用文内の段落は、新たな引用文またはブロック要素が現われるまで継続します。
  • 引用文は、他のブロック要素の子要素になることができます。他の引用文の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。リスト構造の子要素にする場合はレベルを1段増やさずに記述します。
  • 引用文は、他のブロック要素を子要素にすることができます。引用文の子要素となるリスト構造はレベルを1段増やさずに記述します。
  • リスト構造内の引用文から脱出する場合で、リスト構造を継続する場合は、<、<<、<<<を行頭に記述します。

リスト構造

行頭で - を指定すると、番号なしリストになります。番号なしリストは -、--、--- の3レベルあります。

  • 番号なしリストは、他のブロック要素の子要素になることができます。他のリスト構造の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。引用文の子要素にする場合は、レベルを増やさずに記述します。
  • -の直後に ~を記述すると段落を子要素にすることができます。
  • 番号なしリストは、リストの先頭がインライン要素または段落である場合に限り、リストの次の行に他のブロック要素を記述することで、他のブロック要素を子要素にすることができます。

行頭で + を指定すると、番号付きリストになります。番号付きリストは +、++、+++ の3レベルあります。

  • 番号付きリストは、他のブロック要素の子要素になることができます。他のリスト構造の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。引用文の子要素にする場合は、レベルを増やさずに記述します。
  • + の直後に ~ を記述すると段落を子要素にすることができます。
  • 番号付きリストは、リストの先頭がインライン要素または段落である場合に限り、リストの次の行に他のブロック要素を記述することで、他のブロック要素を子要素にすることができます。
: 定義語 | 説明文

行頭を : で始め、| 記号で区切ると、定義リストになります。定義リストは :、::、::: の3段階あります。定義リストの定義語、説明文は省略することができます。複数の連続した定義リストを記述し、2つ目以降の定義語を省略することで1つの定義語に対する複数の説明文を記述することができます。

0*1 インライン要素となるプラグインやユーザ定義とは異なり、ブロック要素となるプラグインでは終端に;を付加する必要はありません。プラグインによっては正常に動作しなくなる場合があります。
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